【PHP入門 #01】はじめてのPHPで文字を表示してみよう!
6/24/2025
著者: yasuzaki
カテゴリ: PHP
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今回の目標
今回は、PHPファイルを作成して、ブラウザに「Hello PHP!」と表示することを目標にします。 PHPは、HTMLとは違い「サーバー側で動くプログラム言語」です。 まずは基本の「文字出力」からスタートしましょう!
PHPってなに?
PHP(ピー・エイチ・ピー)は、 サーバー上で実行されてHTMLを出力するプログラミング言語です。
使われている例:
- Webページにログイン機能をつける
- フォームから送られた内容を処理する
- WordPressなどのCMSの内部動作
環境を用意しよう
PHPを動かすには「サーバー」が必要です。 ローカルで使える以下の環境を使うと簡単です。
- LocalWP(WordPress環境が簡単に作れる)
- XAMPP(Apache + PHP + MySQLがまとめて使える)
※ HTMLと違って、ファイルをダブルクリックするだけでは表示できない点に注意。
ファイルを作ってみよう
- 任意のフォルダを作成(例:
my-php
) - その中に
index.php
というファイルを作成 - 以下のコードを記述
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Hello PHP</title>
</head>
<body>
<h1>
<?php
echo "Hello PHP!";
?>
</h1>
</body>
</html>
コード解説
<?php ... ?>
… PHPの開始と終了を表すタグ。中にPHPのコードを書きます。echo "Hello PHP!";
… 文字を出力する命令。HTMLの中に文字列を挿入できます。- HTMLの中にPHPを組み込むことで、動的なWebページが作れるようになります。
表示方法(XAMPPを使う場合)
index.php
をhtdocs
フォルダ内に保存(例:htdocs/my-php/index.php
)- XAMPPを起動 → ApacheをStart
- ブラウザで
http://localhost/my-php/
にアクセス - 「Hello PHP!」と表示されれば成功!
よくあるつまずきポイント
- ファイル名が
.php
ではなく.html
になっている - echo文のセミコロン
;
を忘れている - PHPが有効なサーバーで実行していない(ダブルクリックでは動かない)
補足:VSCodeの便利設定
- 拡張機能「PHP Intelephense」を入れると補完やエラー表示が強化されます
- 「Live Server」ではPHPは動かないので注意(PHPはサーバー経由で実行)
まとめ
- PHPはサーバー上で動く言語
echo
を使って文字を出力できる.php
ファイルとして保存し、サーバー経由で開く
次回予告
次回は「変数を使って文字列を切り替える」や 「if文で条件分岐する基本」を扱います!